大人でも14種類もの使い方ができる安くて万能のベビーオイル。
使用方法の一つは洗顔料です。
前にベビーオイル洗顔についてこちらで記事を書きました。

ベビーオイル洗顔と言いつつ、わたし自身は「バイオイル」を使っています。
ベビーオイルと同じような成分でたまたま家にあったのがバイオイルだったので・・・。
でもバイオイルってベビーオイルに比べるととっても値段が高いんですよね。
なのでバイオオイルとベビーオイルの成分を比較してみて、値段相応の価値があるならバイオイルを使おう。
そうでないならベビーオイルに移行しよう。
と思って、両方の成分調査をしようと思いました。
バイオイルの成分調査はこちらの記事で行っています。

今回はベビーオイルの成分調査です。
ベビーオイル発売元のジョンソンが公式で14種類もの使い方を発表しているので、さぞかしいろんな成分が含まれているのでしょうね。
それでは見ていきます。
ジョンソン「ベビーオイル」の使い方
- 保湿
- マッサージ
ジョンソン「ベビーオイル」に含まれる成分
「ベビーオイル」に含まれる成分は以下3種類。
- ミネラルオイル
- 酢酸トコフェロール
- 香料
意外と少ない!
いろんな使い方ができるからこそ、むしろ成分自体はシンプルなんですね。
香料は青いボトルのベビーオイルには配合されていないので実質2種類の成分で構成されています。
香料が配合されているのはピンクのボトルのみですね。パッケージにも微香性と記載があります。
ミネラルオイル
角層になじんで水分が逃げないように保護してくれる。
柔軟な肌に整える効果。低刺激。
安価で大量生産しやすい。
古い名前で「流動パラフィン」とも言います。
オードムーゲの乳液の成分を調べているときにも出てきました。
石油を原料としているので、肌に良くないのでは?と誤解されることも多いみたいです。
実際は安全性・安定性も高いです。医薬品のワセリンだって石油から生成されてます。
ミネラルオイルについて、ジョンソンの公式サイトは以下のように記載しています。
安定性が高く、香料、ヘアコンディショニング剤、皮膚保護剤、エモリエント剤(皮膚からの水分蒸散を防止してうるおいを保持し,皮膚を柔軟にするという皮膚生理作用に働きかける成分)、閉塞剤、溶剤など化粧品原料として広く使用される成分です。
引用元:ジョンソン公式HP
ミネラルオイルは乳化特性も良いためメイク料やクレンジング料などにも配合されることが多く、弊社のジョンソン®ボディケア製品の一部にも使用されております。皮膚表面を覆って水分が逃げないように保護し、柔軟な肌に整える効果に優れた成分です。
酢酸トコフェロール
代謝活性、消炎効果、抗酸化作用、血行促進。ビタミンE誘導体。
リップケアにも効果あり。
別名「酢酸DL-α-トコフェロール」
「オードムーゲ 薬用 スキンミルク」の有効成分の一つとしても出てきました。
ジョンソン公式のベビーオイル使用法としてリップケアも含まれています。さすが。
香料
香料。
香りは成分表記しなくてもいいので「香料」とまとめて表示されます。
ジョンソンの公式HPでは香料について以下のように記載しています。
香りにはパワーがあります - 香りは親と赤ちゃんの結びつきを深め、赤ちゃんの感覚が発達する助けとなります。香料の安全性は他の原料と何ら変わりありません。そのため、香料の安全評価を行う必要があります。
引用元:ジョンソン公式HP
安全性とケアに関するコミットメントの一環として、5つの安全ステップによって香料を審査し(その他原料も同様に審査します)、低刺激の原料のみが製品に採用されます。
ジョンソン®で使用される香料はテスト済みのもので、当社製品の原料が自社基準を満たしているかを、外部の認定専門家が評価し、さらに自社内の科学専門家が成分配合を精査して、製品の安全性をさらに高めています。
調査結果についての個人的感想
保湿に必要な成分を最大限シンプルに配合しました!って感じですね、ベビーオイルって。
まさか2種類の成分だけだったとは。
ベビーオイルをついに購入したのでこれからベビーオイル洗顔で試して経過観察してみようと思います。
バイオイルの方が肌あれに良い成分がたくさん含まれているので、もしかするとベビーオイルを使った洗顔で肌あれが悪化するかもですね。
悪化せず現状維持ならバイオイルより安価なベビーオイルを使い続けようと思います。
さいごに
ベビーオイルは安価なだけあって、シンプルで最大の効果が得られるような成分配合になっていましたね。
成分を調べるにあたり以下の本を参考にさせていただきました。
「美肌成分辞典」をレビューした記事はこちら。
「化粧品成分ガイド」をレビューした記事はこちら。
最後まで読んでいただきありがとうございました。