- 化粧品全般の基礎知識をつけたい人
- 辞書的に化粧品の成分を調べたい人
- 大手化粧品会社のカウンセラーがよく聞かれる質問、その答えが知りたい人
結論からお話すると、知りたい化粧品成分の効果がわかりやすく書かれていたので買ってよかったです。
ネットで探そうとすると、説明がむずかしかったり真偽不明だったりして効率的に調べるのが難しいんですよね。
その点、この本の著者は
- 資生堂の元研究者
- コーセーの研究者
- ファンケルの化粧品開発者
によって書かれていて信頼できそうです。
私はもうこれだけで読んでみたいと思いました。
タイトルから化粧品をお仕事にする人向けに書かれた本かと思いきや、
一般消費者も読者として考えられているので説明も丁寧でわかりやすい。
下記のような化粧品全般の成分が書かれているので汎用的に使えそうなのもよかったです。
- スキンケア用品(化粧水や乳液)
- メイクアップ用品(ファンデーションや日焼け止め)
- 頭髪剤(シャンプーや育毛剤)
- ネイルケア用品
そういえば資生堂やコーセー、ファンケルもフロアのカウンターでよくカウンセリングしてますよね。
お客さんからよく聞かれる質問と回答もまとめてくれているんですよ。
「紫外線ってなに?」
のような基礎的な質問から
「鉱物油(石油系)はシミの原因になるって本当?」
というネットでみられる疑問などなど専門家の回答を読むことができます。
Q&Aを読むだけでも化粧品に対する知識が深まるので買う価値はありました。
Contents
購入した目的
化粧品を成分から選んで買いたいと思ったからです。
そのためにまず成分の基本的な効果をすぐ調べられる辞書が欲しかったので買いました。
化粧品のパッケージには、どんな効果・効能があるかザックリ書かれていますが
もっと具体的に成分レベルで知りたいんですよね。
もしかしたら自分の肌には合ってない成分が使われているかもしれないし、もっと効果的に肌を綺麗にする成分があるかもしれない。
それは商品のパッケージを見るだけではわからないですから。
「化粧品成分ガイド」の魅力的な点
よく使われている・よく知られている成分が厳選されて書かれている
「水」のような基本的な成分から、
「グリセリン」のようなよく見かけるけど効果は知らない成分だけでなく
意識してないと絶対に覚えてられない成分の効果・効能などが書かれています。
化粧品成分ガイド(本書)から手持ちの化粧品の成分を調べてみましたが8割くらい見つかったので本当です。
調べた化粧品はこちらとこちらで記事にしました。


成分の効果別にまとめられていて見やすい
「肌あれを改善する成分が知りたい!」
「植物エキスってどういうものがあるの?」
といった目的の場合、成分がまとまってアイウエオ順に記載されているので探しやすくなっています。
植物エキスの効能・効果が一覧表になっていてわかりやすい
植物エキスについては以下の効果について一覧表になっています。
- 保湿
- 美白
- 肌あれ改善
- 収れん
- 角層柔軟
- 抗菌
- 皮膚活性
目的の効果を持った成分が見つけやすいと思いました。
142個のQ&Aがとっっても勉強になる
化粧品のカウンターやエステティックサロンでお客さんからよく質問される疑問について、美容科学を踏まえた回答が書かれています。
大きく分けて3つに分類され、丁寧な回答がされています。
- 肌のお手入れ・トラブル
- 頭皮頭髪のトラブル
- 化粧品や化粧品原材料の疑問
例えば以下のような疑問に答えてくれていました。
- 「『お肌に合わない場合はご使用をおやめください』って具体的にどういう場合?」
- 「去年の化粧品を使って大丈夫?」
- 「界面活性剤が肌に悪いって本当?」
- 「安い化粧品と高い化粧品で差はあるの?」
- 「自然化粧品が肌に優しいって本当?」
- 「シャンプーとボディソープの違いはなに?」
ネットで検索しても正しい情報の見分けがつかない質問なども専門家の立場から回答してくれています。とても助かりますね!
もちろん「正しい洗顔方法は?」とか「敏感肌ってどんな肌?」のような知ってそうでよく知らない情報も教えてくれます。
このQ&Aを見るだけでも買ってよかったなーと思いました。情報の密度が濃いです。
マイナスな点
図やイラストを用いた説明はあまりない。
視覚的なわかりやすさを求める人には難しく感じるかもしれませんね。
カウンセラーがよく聞かれる質問とその答えのページでは、図や表が使われていてわかりやすかったです。
スキンケアのみでよければこちらでレビューした本がイラストたくさんで読みやすいです。
興味があれば見てみてください。

全成分を通しての「アイウエオ」順の索引がない。
効果別の索引はあるんですよ。
例えば「界面活性剤」や「美白成分」という括りでのアイウエオ順の索引はあるのです。
ですが、そもそも調べたい成分がどういう効果を持ってるのかわからない場合
効果別の索引だけだと、どこを見ていいかわからないんですよね。
全成分を通しての索引を追加してくれたらもっと良い本に感じたと思います。
総評
化粧品成分の辞書的に使えもするし、142個のQ&Aのおかげで化粧品の知識も身につけられました。
値段分の価値がある本です。
特に素人にもわかりやすく説明されていたのがよかった。
ただでさえ化粧品の成分はカタカナと英語が化学的感じで入り混じったとっつきにくい名前が多いですからね。。。
シンプルに成分の効果がわかるのでサッと調べることができます。
私が購入したのは「化粧品成分ガイド 第6版」ですが「化粧品成分ガイド 第7版」も発売されました!
第7版の方がお得になってます。興味があればぜひ見てみてくださいね。