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優しい雰囲気が記憶に残る「rain」レビュー

雨の中、透明な女の子と一緒にモンスターがうろつく不思議な町を駆け抜けるゲームです。5時間ほどでクリアできてしまうゲームですが、音楽・演出が素晴らしい。

このゲームがきっかけでドビュッシーの「月の光」が好きになりました。

主人公の男の子も透明です。透明だから雨の中を走ると姿が浮かびあがるんですよ。逆に雨の中でしか女の子と男の子はお互いに認識できないわけです。

はぐれたら、見失ったらどうなるんだとドキドキですよもう。事実、モンスターに追いかけられたり障害があったりして散り散りになってしまうのですが、乗り越えて再会したときの「もうこの手を離さないぞ」感は忘れかけた青春を思い起こさせてくれます。

モンスターうろつく夜の街、透明な男の子と女の子、そして雨。この不気味さを静かで優しくて切ない雰囲気にしてくれるのが「月の光」です。なんてエモいんだ。

戦闘はなく、モンスターに見つからないよう移動するだけなのでrainの雰囲気にどっぷりつかりながら楽しむことができます。プレイ時間は短いですがきっとあなたの記憶に残ります。

(蛇足)

ちなみに私は雨という概念が好きです。泣いていても隠してくれる、嫌な記憶を洗い流してくれる、外の音を遮って包んでくれる…そういった演出でよく使われるからでしょうか。

優しいイメージが雨にはあります。あなたにはありませんか?だから雨がモチーフの「rain」はとても印象に残りました。

同じく雨繋がりで映画も紹介させてください。はい、「言の葉の庭」です。

この映画は思い出深いです。新宿御苑が舞台なのでわざわざ新宿に映画を観に行ったんですよ。帰りは余韻に浸りながら新宿御苑を散歩できたらいいなって。

その日はちょうど小雨が降っていて、せっかくならと傘をさし映画の雰囲気を思い出しながら御苑まで歩いて向かいました。聖地巡礼にぴったりの天気です。

なんなら登場人物と同じように酒とつまみでも買うかって気分だったんですけど、到着したら「閉園」。

閉園してました。

とろとろ歩いてたのが完全に裏目。ビールとか言ってる場合じゃなかった。どうして私はこう間が悪いんだと嘆く大学生活三年目の思い出と共にあるのが「言の葉の庭」です。

なんの話をしていたんだっけ?あ、そうそう御苑内は飲酒禁止でした。買わなくてよかったです。買っても飲めなかったけどな!

それでは。

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