なんかバイクのレンタル代を間違えたら旦那が怒りだしたから今日はその話をする。愚痴ではないよ。
まず前提としてうちには車がない。しかし遠くの水族館へデートへ行くことになった私たちは移動手段としてレンタカーを借りることにした。
電車は安価だが行き帰りの疲労度が高い。
バイクのレンタルは一度経験し、長時間の移動には耐えられたものの首都高で渋滞に巻き込まれ、また旦那氏初の首都高ということもあり いわく「こんなにストレスの溜まるドライブになるとは思わなかった」と後悔していた。前後の車にめちゃくちゃ気を使うらしい。バイク乗るのが大好きなのでなんか不憫だった。
とまあこんな感じのバックグラウンドがあり、初レンタカーとなったのである。
そしてレンタカーを借りた当日事件は起きる。
どのような経緯かは忘れてしまったのだが前に借りたバイクのレンタル代はいくらだったかと聞かれたので10000円くらいと私は答えた。
すると旦那氏「は?10000円?そんな高いわけないじゃん!3000円くらいだわ!」
と、唐突にぷんぷんしだした。
え、そんなに怒ること?値段間違えたくらいで?と思ったのでそんな些細なことでイライラされても困るというようなことを私は言った。
その1分後くらいには平和なもので「今日はお風呂のフタまで掃除したので褒めて」と要望し頭を撫でられるなどした(のろけ)。
しかし寝る段になってベッドに入ると私はモヤモヤし始める。根本的な解決を何もせずに話を終わらせてしまったことを後悔した。
今後また同じように旦那が唐突にイライラし始めるようなことがあれば私にとって物凄いストレスだ。
やはりその場で解決するべきだった。私の悪いところは今の快を優先させて長期的な視点で見れないところだと反省した。
しかし意義申し立てというのは喧嘩に発展するリスクと常に隣り合わせである。
だからこそ喧嘩に至らないよう私が一瞬我満すれば済むことならば我満しようと思ってしまう。それがいけない。
と色々考えた結果、翌日「昨日はなぜ突然イライラしだしたのか」聞くことにした。
これで喧嘩になるとしたらそれは私の交渉力の問題であり、失敗したとしても無意味ではなく次の成功への第一歩だと信じようと思った。
次に考えるべきはタイミングである。
一度終わった話題を再度ほじくりかえし、しかもそれが良い内容ではないことを考えると旦那の機嫌が良いときがいい。寝起きと寝る寸前は除外しよう。
そして事件翌朝そのタイミングはやってきた。冗談などを言ったりして和やかムード。これならさりげなくいける!
上述のように聞いたところ「バイク?なんのこと?」と…あれ?
昨日は飲み会だったし酔ってたのか?
いや、だったらレンタカー運転して帰ってこれんわ。ノンアルコールだわ。
みたいなやりとりがあった後、よくよく話を聞いてみるとどうやら昨日は「ガス代」について話していたらしい。
え、そうなの?
電気とガス代の明細書を見ながら先月の料金覚えてる?的なことを私に聞いたら10000円などという独り暮らし経験者にあるまじき回答をしたため、どんだけ水道光熱費に関心がないんだよ超不安なんだけど!ということで旦那はイラっとしたということだった。
なるほど。
ではなぜ私はバイクの話だと思ったのかが問題なのだが、申し訳ないことにそれについてさっぱり記憶にないのである。
ちなみにバイクのレンタル代は10000円で合っていた。
旦那には丁重に謝罪し、これから楽しい水族館デートに向かいます。
いやーちゃんと聞いて良かった。ただの勘違いだったけど、えてしてこういった小さな事が離婚や別れ話の引き金になることもあるわけだからね。
大事なのは問題をそのままにせず解決しようとした行動なわけだからね。
私の判断は良いものであったと自分を褒めて終わりとします。ありがとうございました。